自筆証書遺言

■自筆証書遺言とは
自筆証書遺言とは公証役場に行かなくても自ら自署することで作成できる遺言のことを言います。

■民法改正のポイント
民法改正前の自筆証書遺言は、財産目録を含む全ての遺言を手書きで自署する必要がありました。そのため、自筆証書遺言の作成にはかなりの時間と労力がかかり、特に遺言者が高齢の方であれば作成をするのはかなり困難でした。
そこで、平成31年1月13日に施行される改正民法では、財産目録の作成に関しては自署でなくても構わないといったような法改正がなされることとなりました。
そのため平成31年1月13日以降であれば財産目録の作成をワープロなどで行うことができるようになりました。ただし財産目録の各ページごとに署名押印が必要です。
このような民法改正によって、自筆証書遺言作成のハードルがかなり下がりました。

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